私は、L5ミュージカル実行委員長の伊藤駿と申します。山梨大学教育人間科学部音楽教育専修4年次に在学しています。
ブログ管理人の蜂谷から最初の記事として自己紹介(はじめまして!!)がございましたが、ここでも私の方からこの「L5ミュージカルプロジェクト」について紹介をいたします(長い文章が嫌いな方は蜂谷の記事のみお読みいただけたらと思います。笑)。
L5ミュージカルプロジェクトは山梨大学教育人間科学部の音楽教育専修、芸術運営コース、美術教育専修(音楽教育専修、美術教育専修は2年前から芸術身体教育コース音楽系、美術系へと改組されました)の学生有志によって立ち上げられた自主企画です。音楽教育専修と美術教育専修は、それぞれの教科の教員養成を目的とした学科であり、芸術運営は美術館、音楽ホールなどを舞台としたアート・マネージメントを学ぶ学科です。3つの学科は山梨大学教育人間科学部キャンパスL号館5階に集まっており、私たちはこのフロアをL5(えるご)という愛称で呼んでおります。そして、今回は「L5ミュージカル」という一つの作品を創りあげるために、各学科から合わせて30人超の有志が集まりました。
もちろんこのプロジェクトを企画するに至った私たちの一番の動機は「ミュージカルに挑戦したい」というものです。昨年度にも、こちらは音楽教育と芸術運営コースの有志27人で、既存の台本とオリジナルとを織り交ぜた音楽劇「しらゆきひめ」に挑戦しました。これまた、「ミュージカル、やってみたい!」という学生が集まり、公演までたどり着くことができました。自主企画もミュージカルも初めて!というメンバーがほとんどの中、手探りの状態での取り組みでした。
そして4月、卒業生の抜けた「しらゆきひめ」のメンバーだけでなく、今年は私も参加したい!という人、めでたくL5の仲間入りを果たした新入生などを加え、新体制での企画運営をスタートさせました。さらには、今まで私にとっては「一緒に何かする」機会のなかった美術教育の仲間も加わり、いよいよこれはL5全体にまたがるムーブメントになってきた!音楽、美術、芸術運営すべてから有志が集まった、まさに「L5の有志」で創り上げるミュージカルなんだ!と、いうことで「L5ミュージカル」と銘打つことにしました。。
しかしながら、「ミュージカルに挑戦したい」というだけでミュージカルはできません。
委員会は、予算は、台本は、道具は、音楽は・・・
これら全てを、「ミュージカルに挑戦したい」と思っているメンバーでこなす必要があるのです。例えば私でしたら、このようにプロジェクトの宣伝広報をしながら、台本担当と台本の打ち合わせを行い、それに音楽をつけ、舞台では自分も歌う気満々でいます。もちろん運営は事務局長と二人三脚です。(ついでに申しますと事務局長は舞台上では王子様になります。笑)
違う見方をすれば、「自分たちをプロデュースする場所を自分たちで創る」ことになります。
自主企画として(もちろん誰一人としてもやらされているわけではありません)、自分たちのミュージカルを、お互いの知恵や特技を出し合って創り上げる・・・それが「L5ミュージカルプロジェクト」なのです。
そして、このブログを立ち上げたのは、その過程、そしてこのL5ミュージカルを多くの方に宣伝したいという想いからのものです。
普段、私たちは山梨大学の学生として(L5の住民として)日々を過ごしているのですが、では実際にどんなことをしているのか、ということはあまり周知されていません。特に山梨大学に興味を持つ高校生・中学生にとって、大学生の「飾り気のない」姿、ありのままの姿をみることのできる機会は多くありません。L5に至っては言わずもがな。私たちにとってこのプロジェクトの過程を紹介していくことで、「L5」を知っていただくとともに、L5、さらには「山梨大学ってこんなに面白いところなんだ」と思っていただけたら、という想いがあります。そして、私はこの山梨大学教育人間科学部キャンパスのL号館5階が山梨の「面白いもの」の発信地となればいいな、といつも心の中で野望を抱いています(漏れてる)。
今年の演目は「シンデレラ」です。誰もが知っているあの名作童話を、台本、楽曲ともにメンバーの手作りでお届けいたします。
子供も大人も楽しめる、それが私たちの目指すところでもあります。
とはいっても、ミュージカルに関しては、全員が素人同然となります。
声楽を専攻しているものの、演技なんてしたことないし・・・
美術はずっとやっているけど、舞台美術となると・・・
そもそも専攻に関わらず、舞台にのって歌ってしまおうというメンバーもたくさんいます。
そのような集団でも、舞台に立つからには何かを伝えたい。
たくさん笑って、たくさん共感して、そしてちょっぴり泣いてしまうようなミュージカル。
私たちにそんなものがつくれるのでしょうか?
きっと悪戦苦闘の連続だとおもいます。
是非、その様子をご覧ください。
是非、ちょっとばかし応援してください。
そして、よろしければ、本番の舞台に足をお運びください。
誠心誠意を持って、お迎えいたします。
最後になりますが、このプロジェクトは「山梨大学平成25年度戦略プロジェクト-教育関連プロジェクト-」として、山梨大学から資金面、環境面での多大なるサポートをいただいております。この場をお借りして、感謝申し上げます。
L5ミュージカル実行委員会
実行委員長 伊藤駿
0 件のコメント:
コメントを投稿